～ 私たち世代でつくる新しい社会 ～
新しい社会は、みんなが物質的にも、精神的にも豊かな社会です。
ひとりひとりが自分の好きなこと得意なことを発揮して、他人の笑顔を見て、喜びを感じる共存共栄社会です。
素敵だなと思うモノやサービスにお金を使えば使うほど、世界全体が豊かになります。
これだけ科学技術が進歩したのですから、社会の無駄を無くすことで、お金のために働く必要がなくなります。
お金に縛られるのではなく、やりたいことを仕事にする自由な社会です。
貧困、飢餓、戦争、環境破壊、ストレスも、無くなります。
新しい社会は、いつでも私たちの手でつくることができるのです。
そのために必要なことは、
1．私たちひとりひとりが、価値観、固定概念を手放すこと
2．新しい社会システムを生み出すこと
この2つだけです。
この2つだけで、夢のような社会を私たちの手で創造することができます。
～ 具体的なイメージ ～
1．私たちひとりひとりが、価値観、固定概念を手放すこと
新しい社会を創造するには、まずは私たちひとりひとりが、長年染みついた自分の価値観、固定概念を手放すことが必要です。
私たちが大切に信じてきた価値観、固定概念が、自分や社会が自由になる足かせになっています。
自分や他人の行動を縛っている価値観、固定概念を手放しましょう。
◆まず自分が自由になる
～「やりたいことをする」～
～「やりたくないことはしない」～
今までの社会で、家庭、学校、仕事などで、「～すべき」「～してはいけない」という意識が顕在意識、潜在意識に染みついているために、自分や他人を責める意識、他人から責められるのではないかという意識が根強くあります。
そのために、考える必要のないことを考えたり、心配する必要のないことを心配したり、本来考えるべきことに向き合う時間が少なくなっています。
自分の思考を自由にすることで、自分や他人の行動を意識や言葉で縛ることから解放されます。
ひとりひとりが本心で生きる自由な社会を作るためには、まずは、自分が自由になる必要があります。
「やっても良いし、やらなくても良い」というゆるい感じで、気楽にいきましょう。
◆楽しいこと、他人が喜ぶことを仕事にする
新しい社会をつくるために、私たちが「お金のために働く」から、「楽しいから」「より良いモノ・サービスを提供して他人の笑顔が見たいから」など、楽しく意義を感じることを基準にして選択しましょう。
なぜかというと、みんなが楽しいこと、他人が喜ぶモノ・ことを仕事にすると、自分自身もこころ豊かに生きることが出来ますし、世の中全体に、みんなが笑顔になれるモノとサービスで満ち溢れるからです。まさに、物質的にも、精神的にも豊かな社会です。
◆個性を追求する
新しい社会は、私たちひとりひとりが、好きなこと得意なこと（＝個性）を見いだし、発揮して、輝く社会です。
人には本来無限の可能性があり、人は脳を数パーセントしか使っていないと言われていますが、まさにその通りだと思います。
幼少の頃から自然の中で五感を磨き、様々な遊びと体験を通じて、好きなことを追求することで、無限の可能性が開花されると思っています。
個性は叡智です。
個性を見いだし、追求して発揮することで、社会全体も無限の可能性が広がっていきます。個性を発揮して、みんなが喜ぶようなサービス、商品開発を始めると、みんなの応援が集まりますので、ますます社会全体が豊かになります。
共存共栄の社会とは、個性を追求する者同士が、応援しあう平和で豊かな社会です。
2．新しい社会システムを生み出すこと
通貨の仕組みを新しくつくること、個性を追求しやすい子育て・教育環境をつくることで、ひとりひとりが才能を開花させて、本来やりたいこと、好きなことを仕事にして、みんなで応援しあう共存共栄の社会が加速します。
◆通貨の仕組みを新しくつくる
～ 通貨が循環することで、みんなが豊かに幸せになる ～
～ ベーシックインカム導入 ～
～ 税金廃止 ～
通貨は、人間がわざわざ物々交換しなくても済むように、本来はとても便利なツールとして生み出されたバーチャルな存在です。しかし、その便利なツールのはずの通貨に、人間はまるで支配されているかのように振り回されています。
通貨は人間の体に例えるならば、血液です。
毛細血管まで十分な血液が循環することで人間が健康を維持できるのと同じように、ひとりひとりに十分な通貨が循環することで社会全体が健全で豊かになります。
現状としては、世の中全体としては十分な通貨（血液）があっても、大きな血管に血液が集中して、個人（毛細血管）に通貨（血液）が行き渡っていない、不健全な状態ではないでしょうか。
ベーシックインカムを本格に導入すると、ひとりひとりに十分な血液（通貨）を分配することが出来ます。
ひとりひとりが、お金のために働くという職業の選択から、楽しい仕事、意義を感じる仕事にシフトすることが容易になります。
消費行動も安いモノ・サービスの購入から、高品質で地球環境に優しいモノ・サービスの購入にシフトしていきます。
画一的な子育て、学校教育から、人間が持っている無限の可能性を開花させるために、個性を見出し、発揮するための子育て、教育にシフトしていきます。
ベーシックインカムを本格的に導入すると、年金、生活保護、失業保険という制度も廃止することが出来ます。
国の歳入と歳出を同額に維持するという制度を手放して、国が通貨を自由に発行する制度にシフトすることで、税金も撤廃することができます。
必要なお金を必要なだけ供給するシステム・制度にシフトすることで、銀行、保険会社、クレジットカード会社、消費者金融会社も必要なくなります。
お金の心配がなくなり、ストレスが減ると、病気も減り、治安も良くなりますので、病院、警備会社、警察の仕事も減ります。
通貨システムが新しくなった社会では、金融関係をはじめ、多くの仕事が必要ではなくなるため、創造的な仕事、人が喜ぶ仕事にシフトすることができますので、社会全体がモノとサービスに満たされます。
自分が楽しくて、たくさんの人を笑顔にする仕事を、自分がやりたい時間だけやる、残された時間を趣味や団らんに使うという理想的な社会が実現するのです。
◆人を育てる ～ 人間しかできないことをする人材を育成する
通貨の仕組みを変えると、必要なくなる仕事がたくさん出てきます。
多くの仕事が、ＡＩ（人工知能）、ロボットに移行されることで、人間は人間にしかできない仕事に特化することが出来ます。
子育て、幼児教育、学校教育の在り方も、人間が本来持っている才能を開花することをサポートする仕組みへと変化していきます。
＜今後ますます必要になる仕事＞
発明したり、新しい商品・サービスを開発したり、創造性を発揮する仕事
音楽、工芸、絵画、踊りなど芸術（アート）
森を育てる仕事
人のカラダと自然環境にやさしい農業
学校教育、幼児教育
マッサージ、気功
先祖の叡智を活用して、伝えていく仕事
その他（人が喜ぶこと）
◆地方回帰 ～ 都心一極集中の見直し
人間は、自然の中で育つことで、五感が研ぎ澄まされ、人間が本来持っている無限の可能性を開花することが出来ます。
自然の中で育つと、人間は自然の一部であることを実感できます。 自然を身近なものと感じることで、自分と自然との垣根がなくなり、自然を大切にする、人や動物を大切にする意識が芽生えます。人にも、動物にも、地球環境にも優しくなれます。
気の合う者同士が繋がり、連携してお互いの得意分野を発揮しやすくなります。
人間しか出来ない仕事の多くは、自然豊かな地方で暮らすことでパフォーマンスが上がります。
また、自分が食べるものを自分で育てることで、自給自足率も高まり、農薬・化学肥料を使用しない生命力が高く地球環境にも優しい農作物を摂ることができます。
1．私たちひとりひとりが、価値観、固定概念を手放すこと
2．新しい社会システムを生み出すこと
この２つは、車の両輪のようなもので、両方そろうことで、ひとりひとりも幸せで、社会全体も平和で豊かな世界が実現します。
どちらも、みんながその気になれば、難しいことではありません。
まずは、私たちひとりひとりの意識を自由にしていきましょう。