健康志向、食糧確保などから
家庭菜園をする方が増えています。
美味しい野菜・果実・ハーブを
育てるために必要なのが土作り!
微生物、特に好気性菌(酸素を
エサにして増える微生物)が
豊富な土を作ることが
とても大切です。
なぜかというと
好気性菌が豊富な畑は
絶対嫌気性(酸素が少しでも
あると死んでしまう微生物)
が豊富になります。
大気中、雨に含まれる酸素を
好気性菌が食べてしまうので
絶対嫌気性菌が増えるからです。
そしてこの絶対嫌気性菌が
大気中、雨に含まれる窒素を
有機窒素に変換してくれて
それが野菜・果樹にとって
栄養成分となるのです。
今回ご紹介する
発酵堆肥は好気性菌の宝庫です。
米ぬか、もみ殻、畑の土を
毎日、又は週に2-3回
かき混ぜることで
自然発酵して好気性菌が
爆発的に増えます♪
質の良い堆肥を沢山作って
美味しい野菜や果物を育てて
人にも地球環境にも優しい
生活をしましょう♪
【発酵堆肥の作り方】
原材料は、米ぬか、籾殻(重量比1:1)
これに水と、もしあれば畑の土
これを1日1回、シャベルで混ぜて
酸素を入れてあげます。
そうすることで
籾殻に付いている微生物が
米ぬかを栄養にして爆発的に増えてきます。
冬場はビニールをかぶせることで
標高1270mの極寒の原村でも
順調に堆肥が元気よく増えています!
発酵堆肥づくりをすると
自然と微生物がカラダの中に
入ってきます。
ワクチン、ウイルスの専門家
本間真二郎先生の講演会でも
「人間の免疫系の正常な発達と維持には
微生物との接触が必要。
アレルギー、膠原病、自己免疫疾患
うつ、生活習慣病など
現代病の根本は微生物を遠ざけていること」
というお話しがありました。
【YouTube動画】
発酵堆肥づくりの様子は
こちら「冬でも出来る堆肥作り♪」
をご覧くださいね!
https://youtu.be/4_N8R1HUIE4
畑やお庭がある方は
発酵堆肥づくりにも
チャレンジしてみてください!
また、堆肥づくりの現場を
ご覧になりたい方は
メールでお知らせくださいね♪
info@choju-daisakusen.com
<補足>
当初は畑で耕運機を使って堆肥を作り始めました。
標高1270mの高地ですので
極寒の12月に入り
表面がカチンカチンに凍結して
発酵も進まなくなり
耕運機も使えなくなりました。
庭に一部の堆肥を移して
シャベルで攪拌しようとしましたが
畑と同じく、表面が凍結して
発酵しなくなりました。
「堆肥づくりは春まで待とう」と
諦めかけていたところ
透明なビニールを掛けて
新しい米糠、籾殻も混ぜて
再度チャレンジしたところ
しっかりと堆肥を作ることが出来ました。
極寒の原村で、冬でも堆肥を作れることが分かりました♪
実は、会社員時代に
子会社が養鶏場を数カ所運営していました。
養鶏場では鶏糞を堆肥センターで大規模に機械で攪拌することで
鶏糞発酵堆肥を作っていました。
何しろ、1日、20-30tの鶏糞が
出てきますので、大規模な堆肥センターです。
養鶏場は黒字経営が難しく、閉鎖していく傾向にあります。
もし
閉鎖したばかりの養鶏場があれば
そこにある使われていない堆肥センターで
米糠、籾殻で楽々に超大量の優良な堆肥を
作ることが出来ます♪
無農薬で農業をしやすくなる
作物が美味しくなる
地球環境も改善する
森林再生が出来る
人も健康になるので
ぼくもそういうプロジェクトを
お手伝い出来ると良いなぁと思っています♪